「猫を極める本」服部幸 著
という本を当院で購入しました。
なぜあえて猫?と思う方もおおいかとおもいますが、猫はほんと~~~~~~~~に一筋縄ではいかないのです。
猫ちゃん(わんちゃんもですが)たちに「治療しますよー動かないでねー」といったところで効果はありません。獣医師がしっかり診察できるように保定といって動きをとめることが必要になってきます。
私たち動物看護師の重要な技術が「保定」になってきます。
が、猫ちゃんの「保定」は動物看護師にとって永遠の課題です。
いかにストレスを軽く、治療がスムーズにいくように、けがをしないように「保定」できるかが動物看護師の腕の見せ所といっても過言ではないのではと思います。
「身体が犬に比べて小さいし力も弱そうだから簡単じゃない?」と思われるかとおもいますが、本の表紙にあるとおり「猫は小さな犬じゃない」まさにその一言に尽きるかと思います。
わんちゃんにくらべて猫ちゃんは跳ねますので前後の動きにさらに縦の動きにも注意しないといけないのと鋭い爪の攻撃にも注意しないといけません。
なので基本を押さえつつその子その子に応じて保定方法をその場で変えています。
あとは人の感情や思考にわんちゃんにくらべてとても敏感だとおもいます。新人スタッフの緊張や飼い主さんの不安感も敏感にかんじとり保定にかなり影響してくるのでなるべく「怖いねー、いやだねー、いたいね」といったネガティブワードは避けるようにするのと、静かに落ち着いて接するようにしています。
この本をよんでまだまだ猫に優しい環境作りには改善の余地があるなーと痛感しました。
ここ数年の猫ブームのおかげか、新規の猫ちゃんの来院数がふえているのでもっと気持ちよく通って頂けるよう少しずつ改善して行けたらなーと思います。
勉強中ではありますが、お困りのことでもなんでも気軽にご相談ください。
うちの病院のなかなかお目見えしませんが(笑)
ルールーちゃんです。
半身不随のためこんな感じで食事しています。(おばーちゃんですがとても元気です。)
ますます暑い日がつづいてます。食欲不振、嘔吐、下痢で来院するペットが多くなっています。3日以上たべない場合は様子をみずに来院をおすすめします。
夏ばて防止とダイエットに「酢きゃべつ」を毎日たべてなんとか乗り切っている看護師Aでした。