お口触れますか?の続き

今日は、前々前回に書いたブログの続きのお話です!

 

口を触る事に慣れてきたら、その後は歯磨きだったり、投薬の練習だったりという感じで引き続き、違う練習をする必要があります。

 

慣れるまで時間もかかりますし、大変な事ではありますが…

いつの日か、やっておいてよかったー!って思う時が必ず来ると思います。

 

投薬に関しては、食欲がある時は美味しい物にくるんであげる事も出来ますが、食欲がない時は投薬が出来なくなってしまいますよね。

 

歯磨きは、特に大変な事ではありますが、歯垢や歯石が付着してしまうと口臭もでてきてしまいますし、人と違ってワンちゃんやネコちゃんは麻酔をかけないと歯石除去を行う事が出来ません。歯磨きをしてあげて、口の中をキレイに保ってあげられると歯石除去の為に麻酔をかける事はしなくてよくなります。

口を触れるようになってきたら、こういう感じで口をあけて投薬をする事も出来ます。

 

写真の子は看護師Yの愛犬ミルクです。

写真がブレてしまっていますね…

なんとなく気がついた方もいるかもしれませんが、嫌がって動いてしまった為、ブレてしまいました。

口を開けさせてはくれるのですが、写真を撮るまで大人しく口を開けさせてくれる訳ではないので、もう少し練習が必要です。投薬するには問題ないですが(__;)

今度は正面からの写真。

この子は、病院で飼っているジーコです。

 

ジーコもミルクと同じように写真を撮るまで大人しくはしてくれませんでした(;´Д`)

 

そして、写真だけ見ると怖い(笑)

 

ジーコも投薬するには問題ありませんが、まだ練習が必要そうです。

 

そもそも、投薬する時に、こんなに大きく口を開ける必要はないかもしれませんが(笑)

 

当院では、食欲がない時等に備えて、お口をあけて投薬する方法も飼い主様に実際にやっているところを見てもらい、覚えていただいております。

怒ってしまう子や口を触られるのが嫌で噛んでしまう子もいますので、中には口をあけて投薬出来ない子もいますが(>_<)

 

投薬が出来ない子や継続して投薬が必要な子の為に、投薬補助トリーツもご用意しておりますので、使ってみたい方はお声かけ下さい(^^)

投薬の話を長くしてしまいましたが、歯磨きも口に触れるようになれば、すぐ歯磨きではなく、写真のような感じで、ガーゼを濡らして歯磨きの練習をし、それに慣れてきたら、歯ブラシをしてあげるという感じで少しずつ練習をしていきます。

 

大変ですが、出来るところまでの事をコツコツとやってあげるだけで、何もしないより全然違ってきます。

 

 

歯磨きペースト(人でいう歯磨き粉)も美味しく作られていたり、一つの味だけでなく、数種類あります。ワンちゃん猫ちゃんの好みの歯磨きペーストを見つけてあげるのも歯磨きをしやすくする一つの方法です。

味を気に入ると、それだけで歯磨きが好きになってくれる子もいるそうです!

前々前回のブログでも、お話させていただきましたが、上手に出来た時のご褒美も忘れないであげて下さいね(^^)

 

院内にも歯磨きのポップはありますが、新しい物も準備中です。

また、完成したら、お知らせさせていただきます(^o^)