今年も第二回愛玩動物看護師国家試験が2月18日(日)に行われ、当院でもパートタイムスタッフが一名受験しました。
結果は。。。。見事合格!!!!
11月より当院で働き始めなれない環境のなか、日常生活・仕事の多忙な中での受験で大変だったかと思います。それにくらべ今年は試験が難化したらしく平均点も大幅に落ちた中、愛玩動物看護師となりました。
当院でも頼れる存在なので、この子のことかな?と気づかれた方は声をかけてみてくださいね(^▽^)/
おめでたい話の中悲しいお知らせです。
もしかしたら見かけたことがある方もいるかとおもいますが、去年7月ごろから当院のスタッフ猫になった「トロ」ちゃんが急逝しました。
もともと猫白血病ウィルス感染症が陽性であるハンディキャップのある子でしたが、あまりにはやいお別れとなってしまいました。
猫白血病ウィルス感染症は感染力は弱いですが、一度感染すると根治が望めない病気です。発症するとリンパ種など重篤な症状をだす病気でもあり、怖さはわかっていたはずなのですが、あらためて思い知らされました。
トロも呼吸状態が急激に悪化し、レントゲンの像も胸部がまっしろの状態。亡くなった後調べてみると心臓の上の方縦隔部に腫瘤性病変がみられ大量の出血がある状態でした。
あらためて外に出る可能性があるお宅(低層階・一軒家)今後新しい猫ちゃんを引き取る可能性があるとうの事情があるかたは、猫白血病ウイルス感染症の予防ができるワクチンを接種してあげてください。
ワクチンの接種時期、検査などは当院までご相談ください。
よくウイルス検査をおすすめした際「ウイルスの有無がわかったところで治せないなら検査はしません。」とのご意見もいただくことがあります。
確かにそういう考え方もあるかとおもいます。
ただ今回トロと過ごす中で、猫白血病ウイルスに感染していると理解したうえで未感染の猫より過ごせる時間は短いと当院スタッフも覚悟はしていました。
短いかもしれない時間だけどなるべく幸せに過ごせるようみんなでかわいがろう、大切にお世話しようと話たうえでトロと接することができたのは亡くなった後、過ごした期間は短いのにおおくのエピソードがスタッフ全員から聞かれそこは感染症の有無を把握できていた一番のメリットだったなと思います。
半年ほどの短い期間でしたが、たくさん笑顔にさせてもらったトロちゃんにいっぱいありがとうといってスタッフみんなでおわかれすることができました。
ながくなってしまいましたが、あらためて予防接種の重要性とウィルス検査の必要性といった点で参考になると幸いです。
詳しい費用等は当院スタッフまでお問い合わせください。
4月より狂犬病予防月間がはじまります。
猫ちゃんたちの発情期も多くなってきますので、混みあう時期でもあります。いらっしゃるまえにお問い合わせいただくと、混雑をさけてご案内いたしますのでご協力よろしくおねがいします。